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すべての道は、原郷への道である。『SFF vol.14』後記 / Gary Snyder 朗読会

私を詩に向かわせたのは、知的関心ではありません。 それは、20代のころ森や海洋で働いていたときに感じた、 生活と言葉の密接な関係を表現したいという衝動でした。自分の言葉と 感覚のバックボーンにつねに寄り添いたいという思いです。 Gary Snyder 2011/10/29 『太平洋をつなぐ詩の夕べ』at 新宿明治…
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言語の残響、驟雨の音律。-現代詩手帖2011年9月、選外佳作-

自分自身に尋ねてごらんなさい、私は「書かなければならない」かと。 あなたの生涯は、どんなに無関係に、無意味に見える寸秒に至るまで、 すべてこの衝迫の表徴となり証明とならなければなりません。-Rilke 『若き詩人への手紙』 ---------------------- 先日、2011/06/26更新ブログに掲載した詩…
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言語、旋律、営為の極相へ。(詩を写す、第七回。Gary Snyder)

これらの言葉を 君の精神の前に 割り石を敷くように 敷いてみたまえ ぎっしりと 隙間なく ここぞと思うところへ 手で 敷くのだ、 時空のなかに存在する 精神の 体の前に。 樹皮、木の葉、壁などの充実感、 いろんな事物の割り石。 丸石を敷き詰めた銀河の道、 迷子の惑星たち。 これらの詩 …
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抵抗と民衆の世紀を生き抜いた、大陸の歌。-Bob Dylan 来日公演 2010-

“紳士淑女の皆様方。ロックンロールの桂冠詩人に拍手を。” “60年代、抵抗文化の希望の中で、フォークとロックをベッドインさせた男。 70年代には、化粧を施しドラッグの中に身を隠した男、イエスを見つけ再びシーンに回帰し、 80年代には過去の人と言われ、そして、90年代後半から突然活発な活動を始め 強力な音楽を発表し、現在も盛ん…
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徐に輪を描いて、散らばる砂が集まる。

いくつか、書こうと思っていた事を 溜めてしまいましたが。2月3日のペンギンハウスでの ブッキング・ライヴにお越し頂いた方々、 お誘い頂いたマスター、どうもありがとうございました。 実のトコロ、今までで一番のびのびと演奏出来たように思います。 もう少しで。新しい自分のリズムを掴めそうな気がしました。 ---------…
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右肩上がりという名の、共同幻想の果てに。

もう、僕らは気づいているのさ 吹き寄せる風の予感を受けて 旗のように取り巻かれて、海も騒ぎ出す 僕ら、大きな嵐の中にいる事を Kyonosuke Miyata / 予感 ----------------------------------------------------------------------------…
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『The Gospel of Judas』、砂漠に埋もれたもうひとつの物語。

闇に覆われた時間の中で、僕はこんなことをずっと考えてきた。 イエス・キリストは、キスで裏切られたのだと。 でも僕は君に代わって考えることは出来ない。 君は自分で答えを見つけるしかない。 イスカリオテのユダにも、神がついていたのかどうか。 Bob Dylan / With God on Our Side …
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『笑い者 / Akihiro Mori』

「人と人は分かり合えない。だから出来ることがある。」 数年ぶりに会った大切な友人が、別れ際に酔っぱらいながら陽気に言い放った言葉。 「あ、イイね、それ。」「それ、凄えイイわ。」久々に会っても、まったく変わっちゃいないのに。 それでも粘り強く前に進んでいる事が分かる友人の姿を見る事は、モノ凄く勇気の湧いて来るものです。 忌…
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Up to nine, sing again..! 『SFF vol.9 2009. Apr.26』

憧れてたこと叶っていくような 信じられること続いていくような ありふれてたこと変わっていくような 素敵すぎること起こっているような roly poly rag bear / lu-la (『hana』 より。) ----------------------------------------------…
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頌春。「SONG FOR A FRIEND vol.9」へ向けて。

明けましておめでとうございます。 新年に自分のひいたお神籤の和歌には、 「霜いくたび おけど かれざる 松が枝の ときわの 色の うつくしき かな」 “なにごとも心動かず常業を守ってゆくときは おもいがけぬ幸をうることあり” とありました。成る程、“常業”とは良い言葉だなと。日増しに深く影を射す、世の混迷。 とぐろ巻く時下…
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-Season's Greetings from Cats Berry-

先日は、CLOURFIELD/art-bookshop & cafeのクリスマス会に 行きました。外では冷たい雨の降る夜でしたが、熱い音楽談義に楽しい一夜でした。 お誘い頂き、どうもありがとうございました。 CLOURFIELD/art-bookshop & cafe http://www.colourfield.co.…
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『Into The Wild』 Christopher McCandless 1968-1992

“道なき森に楽しみあり。孤独な岸に歓喜あり。 誰も邪魔せぬ世界は、深い海と波の音のそばに。  我、人間より自然を愛す。” -Byron卿, 1788-1824 “自分に正直に生きて、誤った方向に進んだ者はこれまで誰もいない。 それによって、肉体的に弱ったとしても、まだ残念な結果だったとは言えないだろう。 それらはより高い原…
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海の砂は川を遡り、やがては大きな岩となる。

苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である ストリンドベリイ (山本周五郎 『青べか物語』より) ------------------------------------------------------------------------------------------ 皆さん、夏ですね。ごっつ…
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溢れろ僕の涙、僕の威厳のために。(詩を写す。第五回、小沢健二・後編)

小沢健二 / その他 詩篇・散文 つづき 「オリーブの秘密」 さて、LIVIN' LARGE、なんて言葉があります。どういう意味かというと、 デッカク行く、ということ。買いたいものをガンガン買う。 あだ名が「食う」ってなるくらい食う。ホテル行ってプール飛びこんで シャンパン飲んで外車ぶっとばす…
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溢れろ僕の涙、僕の威厳のために。(詩を写す。第五回、小沢健二・前編)

ありとあらゆる種類の言葉を知って 何も言えなくなるなんてそんなバカなあやまちはしないのさ! 小沢健二 / ローラースケート・パーク --------------------------------------------------------------- 「犬は吠えるが、キャラバンは進む」という言葉は、 フランスの…
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身体と感情の音楽に戻る為の、幾つかの覚え書き。

「雅楽寮(うたまひのつかさ)うたまひつかうまつる / 日本書紀(持統訓)」 701(大宝元)年に制定された大宝律令に、 雅楽寮(うたまひのつかさ)という音楽専門の部署を設置する という記述がある。この頃より次第に定着していた、外来音楽を含めた 歌舞音曲に関することを担当し、楽生に教授する目的で設けられた部署であったという。 …
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初めに歌ありき。「SFF vol.6」に、Rachael Dadd、出演決定。

Cats Berry、2008年初のイベントは、日&英・歌&詩 ダブル・ドッキングな宴。Bristol Female Folkie、 Rachael Daddの出演が決定致しました。 現時点でのイベント詳細を告知致します。 おそらく、後にも先にも。高円寺のいつもの穴蔵(笑)に、 二度とは観られない、…
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“Next stop is shibuya.” 自動音声に支配された国の人々とある種の空気。

「子供と昔話」34号を読む。 今回も、現在の日本社会の特異な現状を、フラットな目線で熱く異議申し立てる エッセイ、論文、小説と。読んでいてしきりと頷く事の多い内容。個人的に 興味深かった箇所は、“「空気を読めよ!」の流行が危ない/下河辺牧子”、“絵本の国の 未来について、帝国国務省の政策/小沢健二”、“国家の軍隊によるテロ行…
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小沢健二が今、見つめている“本当のこと”とは。

1月10~20日まで。大阪近美心斎橋展示室で開催される 映像展「ビデオ・ランデブー:映像の現在」展に、 エリザベス・コール&小沢健二によるドキュメンタリー映画が出展中との事。 去る12月8日、9日には、上映・演奏・朗読・講演による催しも開かれた言う。 “映像作家のエリザベス・コールと小沢健二がラテンアメリカの生活を 独特の…
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冬を越えゆく室内楽。「Ida / Lovers Players」

Idaの音楽は、Emily Dickinsonの詩のようだ。 綿毛を頂いた草の流れの中で、いつの間にか棘が作った傷口の血を舐める。 深夜に降り積もった雪が、眩し過ぎて見返せない午前十時の太陽を照り返す時。 そこには詩のような時があり、歌が時の在処を指し示す。それはきっと。Idaのような音楽。 このバンドが、自分にとって特…
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廃墟の街に、Urban Ramblin' Boyの雄叫びを聴く。

今 僕には光が見える、 君と一緒に 太陽が昇ってきた さあ立ち上がる時だ、出発する時だ the guitar plus me / i can see the light 25日は、the guitar plus me インストア・ライヴを観に行きました。 去る8月の、Cats Berry共催イベント、 『YUMM…
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私たちの現在(いま)、子供たちの未来(あす)。

音を立て崩れ行く世界から、目を逸らすな。 小沢健二の連載、物語風論文「うさぎ!」が、回を重ねる毎に 辛辣にその文量を増している。21世紀初頭型世界帝国アメリカの グローバリズムという名の下の侵略と搾取。非グローバリズム的地域社会の 抵抗と衰弱。我々を包み込んでいる社会生活に潜む、具体的な怪しいトリックを 取り上げながらも、…
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春の似合うひと。

今週は、卒展搬入、受付番、卒業式、搬出と。京都漬け一週間。 の合間を縫って。職場のラスト・ワーク、その2。 今日は連休明けの職場に、Suomi Recordsを主宰されている大澄さんと、今月から 売場展開中のShibata Emicoさんが、時間差でわざわざ訪ねて来てくれました。 Suomi Recordsは、Cat…
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Enfant Terrible、刹那の芸術。

はい、さて皆さん、お久し鰤(ぶり)。 最近、私事としては、 卒業モード(大学)&退職モード(今の職場)へ向けて 猫まっしぐら。否、徐々に移行中ですが。 キャッツベリーは引き続き、おかまいなしに。 何処かの街のホットステーション的ノリで。 のんびり呑気に続きますよ~。 ハイ、じゃ。キャッツのお時間。 -----…
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