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zoom RSS Facebookからのダイジェスト集、vol.2(2016/03-07)

<<   作成日時 : 2017/04/19 21:25   >>

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Facebookからのダイジェスト集、vol.2(2016/03-07)

https://www.facebook.com/kyonosuke.miyata

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実家で突然見せられた、
一度も会ったことのない祖父の初めて見る写真の数々。
存命中であれば、今年で109歳。遥か62年前に亡くなっているので、
ずっと自分の中では想像上の(伝説上の?)人物でしかなかった。
36年生きて来て、ずっと墓前で拝んでいた人がこの人だったのか!と静かな衝撃。

祖父は、伯父とも父とも似ておらず、ずっと孫の僕と似ている感じがある
と言われ続けて来たのだけど、絵や音楽や写真や山が好きだったというところは、
確かに隔世遺伝的なのかもしれない。会ったこともないのに好きなものが似るっていうのは、
これが「血は争えない」ということなのかな。

2016/03/14

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昨日初めて、木星とそれに一直線で連なる衛星群を、
J氏に天体望遠鏡で見せてもらった。その後、凍えながらの
星空撮影の基礎レッスン(さや先生と門下生やっさんによる+酒付き)。
ISOの感度、シャッタースピード、ファインダーの焦点とか、
今までテキトーに済ませていたところの超基礎!
なイロハを教えてもらったので、またちょくちょく撮ってみようかな。

"オリオンは高く歌い、露と霜とを落とす- 宮澤賢治 / 星めぐりのうた "

2016/03/22

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今日は、絶好の雪山日和。いつも休みと天気が全く合わなかった、
因縁の白馬乗鞍岳(2,469m)と、何気に新潟県最高峰の小蓮華山(2,766m)に初登頂。

稜線上でもまさかの無風状態もあったりで、快晴下のなかなか快適な、雪山登山。
小蓮華や、船越ノ頭(2,612m)直下の急斜面から、スキーやスノボで滑り降りてく人達に戦慄…。
自分は、スノーシューでえっちらおっちら、地道に来た道を下りてたら、
案の定、ロープウェイもゴンドラも乗り損ねて、
夕闇の誰もいない栂池スキー場をひたすらウォーキン・ダウン…。
結局久々、10時間は歩いたけど、帰ってからの温泉も最高だったなあ。

2016/03/29


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本日ようやっと!

2月末に吹雪で敗退していた乗鞍岳(剣ヶ峰、3,026m)に、リベンジ登頂成功!
ついでにお隣の蚕玉岳(2,979m)、朝日岳(2,975m)とセットでトリプル・ハンティング。
2月の悪天が嘘みたいに、見るもの全てが、クリアーに大快晴&雷鳥くんも出現。

前回、朝日岳と蚕玉岳の鞍部トラバースでアイゼンが外れた経験がトラウマ(笑)、
今回は独断で朝日岳にまず直登してから、稜線沿いに剣ヶ峰を目指すことに。
朝日岳も山頂部は、急傾斜がツルツルにクラスト(氷化)しており、新調した12爪アイゼンと、
ちえちゃんピッケルだけ信じて、気合いで頂稜部へ!
山頂からは間近に御嶽、真南からの槍・穂高連峰、
遠く中央アルプスを挟んで南アルプス、八ヶ岳、遥か西方には白山。
と、360度、展望がっつり。にしても、同じ山を厳冬期と残雪期で経験して、
どれだけ雪や天候の難易度、体力の消費に違いが出るか実感出来たのは、
良い勉強でした。祝・雪山単独行、3,000m越え。

余談。帰りの上高地線で、ほっこりしてると、ジモティのおっちゃんが話しかけて来て、
松本着くまでずっと山話してた(笑)。おっちゃん曰く、川釣りに夢中になり過ぎて、
地元で遭難しかけたらしい…。新島々から徳本峠へ鍋の食材担いで登って
豪雨になった時の話とか、若い頃、乗鞍の大雪渓でスキーしまくってた時の話とか、色々…。
旅の思い出として、ここに記す(笑)。

2016/04/12

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今日は、営繕親方の亀さんと、屋内で看板制作。
こうやって看板作るの、結構久々。僕が、自分は元々デザイン畑なんで、
レタリングとか懐かしいですね〜、なんて話してると、実は亀さんも昔は絵が得意で、
小学1年生(!)の時に既に、大人に混じってデッサン教室に通ってたとかなんて話になった。
ずっと自動車整備とか、そっちのメカニックな方面の人だと思ってたので、
凄い意外だった。人にそれぞれ、歴史ありですね。

2016/04/17

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立山三山、残雪期単独縦走。
なんとか、無事に生還…。正直、想像以上の難所続き。
滑落もなく縦走出来たことは、本当に幸運でした。
確実なアイゼン・ワークとピッケル技術。
これがなければ、積雪期の立山、まさに地獄谷。
僕の技術じゃ、いつ落ちてもおかしくなかった。

雷鳥坂上部、富士ノ折立直下、大汝山〜雄山への急斜トラバース等では、
完全にピッケルのアックス打ち込みと、アイゼン頼み。
実際3,000mの雪稜から滑落したとして、ピッケルの滑落停止リミットは、
わずか5mらしいし。加速して堕ちてったら、そのまま彼岸だよ〜。

最大の難所、富士ノ折立直下で
「大丈夫、怖くない!アイゼン効かせれば行ける!」と励ましてくれた、
雄山側から来た若い男の子、雄山の下りで「アイゼンの紐、おかしくなってますよ!」と
結び直してくれた遭対協のお兄さん、みんな、まじ感謝です(T_T)。

最終ピーク、雄山山頂によじ登り切った時、緊張の糸が切れたみたいに、
ペタンと腰が抜けて、何だか泣きそうになったよ(笑)。飯を食う余裕もなく、
気づけばゼリー飲料一個で十時間縦走…。
冬山縦走のクライマーがいつも何と向き合っているのか、少し分かった気がした。
恐怖とこの世とは思えない美しい光景…。僕は正直、
これ以上危険な登山はしないだろうけど(怖くて出来ねえ)。
一ノ越からの真っ白な大雪原で、呆けたように放心状態で歩き続けた…。
雄山手前で、サングラス片側へし折れ。
雷鳥坂上部ではカメラの充電池が奈落の底に…。
iPhoneで撮るの、手が震えた(笑)。

下山後、みくりが池温泉で、富山県警レンジャーより安全講義あり。
ここ数日、降雨と低温で、室堂山域全体で、氷の滑り台化。
滑落事例が例年以上に非常に多い事と、降雨による弱層が発達しており、
気温上昇による春の雪崩も多くなる懸念ありとのこと。参考までに。

室堂(2,450m)〜雷鳥荘〜雷鳥平〜雷鳥坂〜別山乗越(2,754m)〜
別山南峰(2,874m)〜真砂岳下(2,861m)〜富士ノ折立下(2,999m)〜
大汝山(3,015m)〜雄山(3,003m)〜一ノ越(2,700m)〜みくりが池温泉(2,410m、日本最高所温泉)

2016/04/20

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星空を撮る。ということは、どういうことなんだろうか?と、
撮り始めてみて、改めて思う。それは実際、光年距離の関係上、
“もう現実には存在していない天体が放つ光”を撮っている場合さえあり得るのだ。

“永遠に限りなく近い有限の時間”を撮る。“星空と対峙する自分”が意識される。
瞬間のうちに光が切り取られる。永遠だとか、刹那だとか。

こりゃなかなか哲学的だなと思うし、どのように表現されるかで、
その人の雰囲気というかイメージのようなものが、言葉なしに伝わって来るように思われる。

2016/05/03

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春うらら。近所でお祭り『塩の道まつり』。
小谷太鼓の響きの中で、お爺さんがのんびり、山の絵を描いていたよ。

2016/05/04

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昨日は春の陽気が気持ち良かったので、
はるばる村の旧街道(塩の道)を歩いて、図書館まで本を返しに行く。

片道1時間半、約7kmくらいかな?年末にワカン履いて歩いた時は、
雪深かったけどね。春の装いの旧街道、大変貌で眩しかったね。

2016/05/07

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そしていよいよ、ベルグ旅立ちの時。
いっぱい登って、滑って、転んで、歩いて、眠って、働いて、
酔っ払って、考えて、笑った、かけがえのない日々。半月後、
俺は再び山んちゅとして、信州に戻って来るだよ。アイル・ビー・バック・エブリワン。
そして、みんなありがとう!ここで働けた日々、ずっと大事にします。

2016/05/10

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奈良は、吉野にやって来ました。
以前からやってみたいと思っていた、大峰山脈全山縦走
にこれからトライしてみます。即ち、1,300年の歴史を誇る、
修験道の根本道場、「大峯奥駈道」の全ルート、異界への旅路。

北は吉野山から入山、現在も女人結界が張り巡らされた、山上ヶ岳(1,719m)、
近畿最高峰の八経ヶ岳(1,915m)を抜けて、和歌山県の熊野本宮へ…。
一週間くらいかかるかもだけど、レッツ・トライ。

道中、デカいバックパックで汗水流してへばって歩いてると、
「兄ちゃん、どこまで行くんや?」って、吉野のおばちゃん、
いきなり家から缶コーヒー持って来てくれたよ(笑)。吉野のおばちゃん、おおきに!

2016/05/13

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いよいよ、女人結界門をくぐり抜け、
山上の修験道者たちの国へ。稜線では、法螺貝の音が鳴り響き、
修験者の一行と「よぅ、参り〜!」と交わしならすれ違う。
中にはチビッコたちの姿も(勿論、男の子しかいないけど)。
にしても。どうやら道中、自分の荷物が断トツに巨大らしく、
修験や茶屋のおっちゃん、トレイルランニングの兄ちゃんたちからも、
何度もつっこまれる…。「その荷物で、何処まで行きますの?」
「それ、20か30kgはあるやろ?」山上ヶ岳の急登も最高にしんどかったが、
みんなのナイスなツッコミに、しんどさも忘れる(笑)。でも、修験のおっちゃんたち、
酒も煙草もバカスカやるんだね(笑)。意外だったよ。

今日は小さな避難小屋で、山々が暮れ行くのを眺めてます。って書いてたら、
フタ開けたワンカップに、大量のショウジョウバエがダイヴしてる…。
恐るべし大峰山。そろそろ電力問題があるので、音信不通か。

2016/05/14

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5/20の17時、遂に熊野本宮大斎原に到達。
奈良は吉野より5/13に入山し、早8日目。

約150kmに及ぶ大峰山脈全山縦走、
大峯奥駈道の全修行道を歩き通し久々の人里。ロングトレイルの常だが、
今回も野人みたいになって、戻って来たよ(笑)。

入山3日目夜半より、弥山山頂にて龍神荒れ狂い(今風に言うと、低気圧ってやつね)、
1日半のテン場滞留(暴風雨の中で読んだ、般若心経、金剛般若経は良かった)。
神社の手水も貴重な飲み水になるくらい、食糧、水、電源、タイトな逆算運用は、
昨年の米JMT以来。山域は圏外なので、油断禁物だ。
奥駈道は、登山道とは少し違った。死を覚悟しながら修行する為に、
修験者が長い年月に作り上げたのだろう。奈良県が勝手につけた梯子を外して
放り投げた行者もいるらしい。道はわざと負荷がかかるように真っ直ぐだ。

核心部は、新緑がぐんぐん芽吹いていて、石楠花、山桜、山ツツジ、
あらゆる花々が咲き乱れ、それが心底美しかった。植生や地質も、
関東や信州のそれとは違い、山域全体がフルカラーの山水画のようで、夢のようだったよ。

修行って言葉は、なるべく日々の中では、敬遠したいとこだけど(笑)。
一所懸命に生きてた、古の人々が駆け抜けた道を本気で歩いてみるのも、
自分の中で新しい扉が開いたような、そんな貴重な経験になった気もするね。

縦走路中のピークは、およそ45峰(ルートが、強制的にピークハントするように仕向けてある)。
上りの累積標高差は、約7,700m。下りの累積標高差で、約7,900m。行者さんだと、
これに行場が、75靡ある。大斎原ギリギリまで最大限、アップダウンが続くのだ。

やっと里に下りて、熊野川を渡ってると、軽トラから川に肉投げてるおっちゃんがいる!
聞いたら、トンビに毎日餌やってるらしい。で、本宮までおっちゃんに乗せて貰う。
後で名刺貰ったら、大社の氏子総代会長さんだった!
明くる日…。新宮の神倉神社の由緒書をなんとなく見てたら、おっちゃんの苗字が!
どうやらおっちゃん、日本神話で神武天皇に霊剣を授けた高倉下命の末裔、
熊野三党の人だったよう…。奥駈最後に、良い記念になりました。

以下は、興味のある方へ参考までに。

大峰山脈(大峯奥駈道)全山縦走
総距離、約150km / 峰行方向、逆峯(吉野〜本宮)
累積標高差(上り)、約7,700m
累積標高差(下り)、約7,900m

5/13 吉野駅改札(200m)〜高城山(698m)〜
青根ヶ峰(858m)〜薊岳〜四寸岩岳(1,236m)〜二蔵宿泊(無人小屋)泊

5/14 〜大天井ヶ岳(1,439m)〜小天井ヶ岳(1,211m)〜
山上ヶ岳(1,719m)〜地蔵岳(1,685m)〜小笹ノ宿(避難小屋)泊

5/15 〜明王ヶ岳(1,569m)〜小普賢岳(1,640m)〜大普賢岳(1,780m)〜
弥勒岳(1,690m)〜国見岳下(1,655m)〜七曜岳(1,584m)〜行者還岳(1,546m)〜弥山山頂テント場泊

5/16 暴風雨の為、終日滞留

5/17 〜弥山(1,895m)〜八経ヶ岳(1,915m)〜明星ヶ岳(1,894m)〜
五鈷峰下(1,694m)〜仏性ヶ岳(1,805m)〜孔雀岳(1,779m)〜釈迦ヶ岳(1,800m)〜深仙小屋(無人小屋)泊

5/18 〜大日岳(1,568m)〜蘇莫岳(1,521m)〜石楠花岳(1,472m)〜
天狗山(1,537m)〜地蔵岳(1,464m)〜般若岳(1,328m)〜涅槃岳(1,376m)〜
証誠無漏岳(1,301m)〜阿須迦利岳(1,251m)〜転法輪岳(1,281m)〜
倶利迦羅岳(1,252m)〜行仙岳(1,227m)〜行仙宿山小屋(無人小屋)泊

5/19 〜笠捨山(1,352m)〜槍ヶ岳下〜地蔵岳(1,250m)〜
東屋岳(1,230m)〜香精山(1,121m)〜如意宝珠岳(736m)〜玉置山展望台、テント泊

5/20 〜玉置山(1,077m)〜大森山(1,078m)〜五大尊岳(825m)〜
大黒天神岳(574m)〜吹越山(325m)〜七越峰(262m)〜熊野本宮大社(59m)

2016/05/22

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そして、常念に帰って来たよ!
上がる前から早速、おやつ歩荷頼まれ、初日からヘリ荷揚げ…。
足腰は丈夫だが、久々のプロパン&ドラム缶は重いねえ(笑)。
乗越から安曇野を眺めつつも、やっぱ雲上は落ち着くのだ。

2016/05/26

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定番のお昼寝スポット、横通岳山頂(2,767m)。

この山、あまり単独で登ることはないので、3年ぶりに散歩で登ったよ。
人は滅多に来ないし、雷鳥がグェグェ言ってるのが、時々聞こえるくらい。

ディランの『ミスター・タンブリンマン』なんか聴きながら、
なんとなしに槍の方や松本平を眺めていると、いい感じの風が吹いて来る。
ゴキゲンで下山してると、同じく手ぶらでウォークマン聞きながら、
トミーけるぽよも登って来た…。やっぱみんな、横通好きだね。

2016/05/30

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5日は、雨飾山(小谷村)登頂。6日からは、
猿倉(白馬村)より大雪渓、白馬三山、雪倉岳、朝日岳、
蓮華温泉(新潟県糸魚川市)へと、少し予定を延ばしてロングラン縦走。
昨日、久々下界に戻りました。

今回は白馬から、雪山エキスパートのちえちゃんが急遽参戦してくれて、心強かった!
そして何より、その強靭な肉体で(笑)、素敵なチゲ鍋食材やたくさんの
アルコールも揚げてくれて、大雪渓と白馬の夜景を見下ろしながらの、
最高のプチ山鍋会。たぶん、今までの山行で一番美味しい夕食だったなあ。
マジでいろいろ勉強になったし、愉しかった!

7日朝、大雪渓を下りて出勤して行く(笑)ちえちゃんを見送り、
テントは張ったまま、杓子岳(2,812m)、白馬鑓ヶ岳(2,903m)ピストン。
8日は天候回復、快晴。早朝より、村営頂上宿舎の小屋開けメンバーが、
ヘリで続々到着。6、7便飛んだか?「うるさくしてすいませんね〜。」なんて言われながらの出発。

三国境まで来て、朝日岳方面の稜線が良く晴れていたので、
予定変更で栂池高原へは向かわず、一路、朝日岳方面へ。
朝日岳(2,418m)山頂周辺は、さすがに雪が多く、ルートファインディングも一苦労。
雪渓とホワイトアウトの組み合わせで、地道に夏道のイン・アウトを探して進む。

この日は、朝日岳山頂直下で野営。夜になると鳥のさえずりも
雪解けの流れもピタッと止んでしまい、完全無風、静寂の夜。
こんなに静かな稜線の夜もあるんだなあと思う。行程が伸びた分の食糧補給は、
今が旬の雪笹採取で補う(ホントはいけないんだけど)。味噌汁に入れても、とっても美味い。

9日は、曇天の中、朝一から雪渓急斜面で道探し。
沢だ(道ではない)と確信して折り返す時が、やるせない。
「道だ。」「いや、違うなー。」ぶつぶつ、昨日から独り言。そして雨も降り出し、
広大な雪原を見渡して道っぽい岩場に山勘かけてトラバースすると、
今回はドンピシャ当たり!土砂降りの中、蓮華温泉ロッジで小屋泊。

ロッジのお客は、僕ともう一人の男性。彼も同じく白馬岳を発ったのだが、
間違えて白馬大池から栂池方面へ右折し損ね、雪渓を踏み抜き、
あれよあれよと新潟県に来てしまったとのこと。10日は、小屋番さんのトラックが
里に買い出しに出るというので乗せてもらい、無事大糸線平岩駅に到着。

10日早朝の蓮華温泉、野天風呂は貸切状態で、お山のお猿さま気分で満喫。
足元の水溜りから熱湯が吹き出してるんだから、やっぱ地球って凄いな。
野ざらしの山温泉は、下ノ廊下の阿曽原温泉以来。今回の山行は、
「チゲ(ちえ)鍋」「雷鳥の一騎打ち観戦」「雪笹三昧」「夏道探し大作戦」
なんかが印象的なジャーニーでした。

6/5、雨飾山(1,963m)〜南小谷〜白馬(テン泊)、6/6、猿倉〜
大雪渓〜白馬岳(2,932m)〜村営白馬岳頂上宿舎(テン泊)、
6/7、頂上宿舎〜丸山(2,768m)〜杓子岳(2,812m)〜白馬鑓ヶ岳(2,903m)〜
ピストン(テン泊)、6/8、頂上宿舎〜白馬岳(2,932m)〜三国境〜雪倉岳(2,611m)〜
朝日岳(2,418m)〜山頂直下(テン泊)、6/9、朝日岳(2,418m)〜
栂海新道出合〜五輪尾根〜蓮華温泉(小屋泊)

2016/06/11

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そして、馴染みの東京湾(0m)。
今回の小沢くん、新曲が多くて良かったね。
全てのアルバムからの往年の楽曲があり、そして真新しい曲たち。
彼の生きざまの現在地、最新型。心意気、真っ直ぐ届いたぜ。新作はいつかな?

元々、彼の歌の背景にあった世界って言えば、英米文学 / 音楽、
サブカル / オリーブや、青春の東京生活なんか。そこに、
海外放浪や民族音楽、政治経済、歴史、科学や
育児なんかも加わって来て、面白いことになって来てるぞ。

"渦を巻く宇宙の力 / 弱気な僕らの手を取り /
強くなれと教えてくれる / ちゃんと食べること眠ること /
退屈を恐れずに進むこと / いつか絶望と希望が一緒にある世界へ”
『小沢健二 / フクロウの声が聞こえる』

"真っ白に朝霧がかかる川を / 渡ってゆく雁たちのように /
暗闇、一筋の灯りで照らし / 飛べる / 飛べる /
そう歌いたい / 君とともに”
『小沢健二 / その時、愛』

2016/06/12

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週末はいきなり、100人超えの客が乗越に来襲〜。
迎え撃つは、厨房2人、売店(宿泊受付)俺1人の、たった3人の小屋番(笑)。
幸い、40年くらい前に小屋番してたっていう、
やんちゃなおっちゃんトリオの方々が登って来てくれて、皿洗いを手伝ってくれました。

馬刺としめ寿司、俺らが生まれる前の
小屋話(親方の全盛期?)を肴に、一献。ご馳走様でした。

2016/06/19

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ピーク前休暇は、一路、常念山脈最深部、餓鬼岳(2,647m)への縦走へ。
北燕岳以北は、道普請があまり入っていない、マニアックな縦走路。

空へと屹立する花崗岩に彩られた、ダイナミックな渋い山域ですれ違った人は、
数人のお爺さん達だけ。怪奇伝説が多々残る餓鬼岳小屋の戸を
ガラガラッと開けると、途端に外は暴風雨に(笑)。

徳本峠並みに貫禄ある小屋に、お客は二百名山トライ中の初老のおじさんと、
自分一人。ちなみに、常念の道普請長老のあきらさんが、ウン十年前に歩荷したっていう、
餓鬼岳オリジナルの高級カモシカ・ピンバッジが今も売っていて、お土産がてらゲット。

遡って、4年ぶりに寄った燕山荘では、麦酒をご馳走になり、
たまたま隣にテントを張っていた女性が、元涸沢小屋番だったそうで、
共通の知り合いがいることが分かり、暫し小屋番話。

下山日の今日だけは、ガッツリ雨に降られたが、地味だと思っていた
白沢の美しく迫力のある沢と滝に出会えたのが、収穫。常念山脈の最果てに、
こんな美しいトコがあるのかと新発見でした。

結局、写真の撮り過ぎで、帰りのタクシー待ち合わせ時間に30分遅れてしまい、
ドライバーのおっちゃんが心配して、白沢砂防堤まで革靴ビショビショになりながら迎えに来てくれる…。

元気の良い餓鬼岳小屋のお婆さん(御歳85歳!)の話をすると、
彼女は「大町の黒柳徹子」と呼ばれてるとのこと(笑)。そのおっちゃんの薦めで、
大町の七倉荘にて立ち寄り湯。人気のない山域のささやかな縦走だったけれど
なかなか色々とご縁のある山行でした。

燕山荘も餓鬼岳山荘も、全く間逆の小屋経営のスタイルだけど。
他所の小屋の在り方を見ていると、自分のいる小屋の在り方も客観的に見ることが出来ていい。
それぞれの小屋の、おもてなしの在り方ってのも、見てて面白いね。

2016/07/09

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11日は、3年ぶりに大好きな船窪小屋を再訪。
たまたま、藤もんが船窪に行く計画を立てていて日程が合ったので、
自分もこの機会にと久々にお世話になりました。幸い天気にも恵まれ、昼前には到着。

5月に栂池のベルグを去る時、船窪のお父さんお母さんに、
ちゃんとご挨拶出来ていなかったし、この日の炉端お茶会で、
おはぎや漬け物や山菜なんか、たくさんベルグで頂いたこと、色々考えた末に、
船窪でなくて常念に戻った事とか、事後ながらもお話出来て良かった。

大女将に「ホントは、船窪に来たかったんだよね。」と言われた時、なんか、
みんな分かって下さっているみたいだなと思いました(笑)。

この日は他にも、水戸黄門みたいな、かつての教え子にサポートされながら
登って来られた、86歳の元高校教師の方とか、元白馬山荘の小屋番だった
女性の方とか、荒れた針ノ木谷から計12時間かけて登って来た方とか、
船窪流儀の炉端囲みの一期一会が、なんか田舎のばあちゃん家にでも
久々に行ったような懐かしさで。やっぱ船窪マジックだなあと、改めて感じました。

そう言えば、船窪映像制作が生き甲斐の渕上さんも(この方もなかなかのお歳)、
3年前と同じくいらっしゃって、(アレ?この映像、前も観たような?)と思いつつも、
改めて愉しく拝見させて頂きました。やっと初めて会った、元常念のひろちゃんや
しのぶさんも、まさに船窪小屋番って感じで、初めて会った感じがしなかったよ(笑)。

お母さんから、「そろそろ、次の世代にこの船窪小屋を…」と言う話が出た時は、
やはりどうもさみしいものがあったけれども。なんとかこの船窪マジックを、
いい形で残して行って欲しいと切に思う。「行ってらっしゃ〜い!」と、
再び旅路につく登山客の背に鐘の音を響かせて、
いつものネパールのタルチョだけが、ただただ、風になびいて揺れていたよ。

七倉岳分岐で、南部裏銀座、烏帽子岳に向かう藤もんと別れ、自分は進路を北に。
よくガイドブックに「忘れられた山域」と書かれている、北葛、蓮華岳〜針ノ木岳、
後立山連峰最南域へ。いいペースだったので、余力でスバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、
岩小屋沢岳をやっつけて、本日爺ヶ岳中峰をピストンし、扇沢へ下山。

後は、秋以降に3年前のリベンジとして、唐松岳以南を爺ヶ岳までやっつければ、
自分の踏破域として、北ア南部全域と後立山連峰、朝日岳までが連結することになる。
かなあと考えているのだが…(笑)。まあ、まだまだ未踏域は、北アルプスだけでも
たくさんあるので、えっちらおっちら、地道にやって行こうと思う。

船窪に行ってみたいと考えている方がいたら、今年、是非行ってみて下さい。
きっと、人それぞれに何か思うトコロがある、素敵な山旅になることだろうと思います。

2016/07/13

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これまた文字数オーバーの為、次号に続きます。

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